ほたる火まつり

日本の棚田百選に選ばれた稲倉の棚田では、平成17年から「ほたる火まつり」が行われています。

7月最終土曜日の晩には、約1000本のロウソクのほのかな灯りが棚田の輪郭を天空に浮かび上がらせる、信州上田でもっとも静かで幻想的なお祭りです。

ほたる火まつりの準備の様子


ペットボトルにロウソクを挿し、砂を一握り入れて安定させます。1000本のほたる火を作るため、多くの皆様に御協力をいただいています。

ほたる火が線になってしまわないよう、数メートル間隔でペットボトルは設置されます。

雨がふってしまった場合は、消えてしまうろうそくにもう一度火をつけ直します。広く高低差のある棚田を歩き回り、スタッフも大忙しでした。

雨も上がり始めた頃、全てのロウソクに点火されました。棚田の輪郭が見え始めます。

辺りが暗くなるにつれて、棚田が幻想的に浮かび上がってきます。作業が大変な棚田の段差も、この時だけは神秘的な演出に一役買ってくれました。

平成20年12月に完成した東屋も、ゆっくりと「ほたる火」を見下ろしていました。また来年もこの火が点りますように。